CITES珊瑚研究報告会2021~宝石珊瑚の未来を考える~

2021年7月14日(水)高知県立県民文化ホールグリーンホールにて”CITES対策報告会2021”を開催しました。

 本報告会では、宝石珊瑚の持続可能な利用を目的として、本年6月に開催されたCITES動物委員会(AC31)の結果報告やこれまでの育成事業や研究成果の発表を行いました😚

 会員の方や高知県下の漁業者の方々、約70名の珊瑚業界の皆様にご参加いただき、大変有意義な報告会となりました。ご参加ありがとうございました😌

【講演】

  1. 水産庁増殖推進部漁場資源課生態系保全室 課長補佐 深谷一弥様
  2. 一社)自然資源保全協会 業務執行理事 事務局長 前章裕様
    • ワシントン条約の概要説明
    • CoP18における宝石サンゴの議論
    • 動物委員会における議論
  3. 高知県水産振興部漁業管理課 チーフ 井上久美賀様
    • 現在の漁業管理と今後の対策について
  4. 高知大学海洋コア総合研究センター 客員教授 公文富士夫様、特任助教 奥村知世様
    • 宝石サンゴのエシカル・ジュエリー化に向けた提言
    • 枯木サンゴ研究の意義
  5. 公財)黒潮生物研究所 研究所長 目﨑拓真様、研究員 古井戸樹様
    • アカサンゴの水槽内繁殖について
    • 貝藻くんを利用した宝石サンゴの移植放流について

 珊瑚業界の現状や今後の課題を共有し、更に質の高い活動に繋げていきたいと考えています😉

次回の更新をお楽しみに😘

受付での検温、手指消毒の徹底、会場内のソーシャルディスタンス確保や黙食等、コロナ感染対策を実施しております。

宝石珊瑚保護育成協議会 事務局