【放流活動】宝石珊瑚稚苗をまた放流してきましたVO.2【6/20】

宝石珊瑚の保護育成のため、増殖活動を行っております!

 前回に引き続き、またまた高知県幡多郡大月町柏島の沖合に宝石サンゴの稚苗を放流してきました!

本日の天候は曇天ときどき小雨。。。☁☂安全第一で本日も作業開始!!!

じゃじゃーん♪

今日は円盤をこれでもか!!!といわんばかりに沢山放流するぞぉ!!!

その数100枚!

曇天なんてなんのその。漁業者さんは朝から元気です😊

「今回は、数年後に引き揚げできるように、貝藻くんと円盤を連結して放流するの?😊」

「そのとおり!珊瑚の生態を研究するには定期的に放流、引き揚げをして珊瑚を観察する必要があるからね!🤞手間暇かかるけど、大事なことなんだよ。」

そうです。この貝藻くんと円盤は数年後に引き揚げて生育調査を実施します。宝石珊瑚はまだまだ解明されていないことが多いため、こうやって定期的に放流しては引き揚げ、持続的に生態調査を実施する必要があります。

大量の円盤と研究用の貝藻くん・円盤も積込み、本日の準備は完了です。

本日のメインイベント☆宝石珊瑚の円盤放流

珊瑚にダメージを与えないよう、沢山の円盤に珊瑚を移植!素早く作業を行い、海中に優しくかえします。。。

海中にドボン💦いつか、成長した君に出会えるまで。。。さようならです😌

この円盤に移植した珊瑚たちは海中で繁殖することをゴールとしているので、もう引き揚げることはありません。私達は増殖活動として、宝石珊瑚のコロニーを深海に作り上げることが目的なので、この珊瑚たちはこのまま、深海で静かに暮らし続けます。

本活動も地元の珊瑚漁業者の皆さんをはじめ、黒潮生物研究所の皆さんのご協力のもと実施いたしました。いつもありがとうございます😌