宝石珊瑚の保護育成のため、増殖活動を行っております!
今回は、高知県幡多郡大月町柏島の沖合に宝石サンゴの稚苗を放流してきました!
朝早くから地元の漁師さんと黒潮生物研究所の研究員の方が何やら作業をしています。
「この小さい円盤型の基質にサンゴ稚苗を移植するの😊?」
「そのとおり。小さくて軽いし、扱いやすくて、すぐ作業ができるから、移植する時間も短くてサンゴも痛みづらいんだよ!」
小型増殖基質、通称「円盤」。持ち運びしやすく、何より軽い!シンプルisベスト
たくさんの試験を行い、この形に落ち着いた自慢の円盤です。
珊瑚にダメージを与えないよう、海水に浸して大事に大事に運搬。
天候にも恵まれ、それでは、出発進行!!!🚢
放流海域についたら、優しく海にかえします。。。「大きくなってね~😊」
この珊瑚たちは海中で繁殖することをゴールとしているので、もう引き揚げることはありません。私達は増殖活動として、宝石珊瑚のコロニーを深海に作り上げることが目的なので、この珊瑚たちはこのまま、深海で静かに暮らし続けます。
そんな思いで漁師さんの手慣れた手つきで、円盤を40枚を放流してきました。
・・・でも、今回は、円盤だけでなく、大型の「貝藻くん」も放流するよ~🦪
宝石珊瑚稚苗を移植した約60キロ😲もある増殖基質「貝藻くん」を、
海中にドボン💦いつか、成長した君に出会えるまで。。。さようならです😌
本活動も地元の珊瑚漁業者の皆さんをはじめ、黒潮生物研究所の皆さんのご協力のもと実施いたしました。いつもありがとうございます😌